息子が1歳半から2歳半まで過ごしたドイツで、
現地の幼稚園を体験することができました。
その幼稚園が、私たち日本人の感覚からいくと、
すごく良い意味で適当で(笑)
子どもたちは、だいたいその日やりたいことを、
それぞれ好きにやっている。
(もちろんみんなで活動する時間もありましたよ。)
お兄ちゃんおねえちゃんが小さい子を普通に世話している。
制服やカバンなどお揃いのものなんて一切なし。
先生たちも、子どもの自主性を重視した考え方で、子どもに接していて、
特に息子のような小さい子は「親といる時間が大事」だからと
「慣れるまではなるべくお母さんも一緒に園にいてあげてください。」
と言われ一緒に通いました。
『日本に帰って幼稚園か保育園に入れよう』と思ったときに、
ドイツでいろいろな日本の幼稚園のHPなどを見ました。
みんなが同じ服を着て、きれいに整列。
そしてそこに母や家族の姿が一切感じられないことに
なんだか違和感があったのを覚えています。
自宅から少し遠くてもいいから、子どもが子どもらしくいられる
幼稚園はないものかな?そんな思いで探していたところ、
「こどものその」を発見。HPを読めば読むほど、理想の園でした。
入れてみた感想は…、
「合わなかったら辞めて近くの保育園に通わせよう〜」
と話していた私たちが、ほぼ休まず息子が通い、
家族全員が「こどものその」を満喫したと言えばわかってもらえるでしょうか?
特に私自身は、大事にしたい友人や縁に恵まれたかな〜と心から感じています。
正直楽しかったです。
そして何より、これから良くも悪くもたくさんの出会いの中に
向かっていくだろう息子にとって、通常ではできない経験を
たくさん積ませることができたことに本当に感謝しています。
先生やここで出会った全ての人たちに感謝を込めて、
本当にありがとうございました。
(H28年度卒園児の母)